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【必読!!】建キャリが10⽉から制度改正をします【値上げ&郵送・窓口申請できません】

2020.09.10更新

 ※今回の記事は建設キャリアアップシステム登録しようと思うけど、

 中々行動に移せない、まだしなくてもいいっしょ?と考えている建設業者さんには衝撃的な記事になります

 以前より、建設キャリアアップシステム登録の手数料が値上げするってことをお伝えしてましたが、ついに詳細が確定しました!

値上げは分っていましたが、その他の改正もかなりのインパクトだったので、今回はその内容の詳細をいち早く建設業者さんに伝えるべく、個人的主観も含めてお伝えいたします。

 では、見ていきましょう!

事業者登録にかかる登録手数料が2倍になります!

事業者登録料は現行下記の通りになっていますが、

資本金

新規登録料・更新料

一人親方

無料

個人事業主

3,000

500 万円未満

3,000

500 万円以上1,000 万円未満

6,000

1,000 万円以上2,000 万円未満

12,000

2,000 万円以上5,000 万円未満

24,000

5,000 万円以上1 億円未満

30,000

1 億円以上3 億円未満

60,000

3 億円以上10 億円未満

120,000

10 億円以上50 億円未満

240,000

50 億円以上100 億円未満

300,000

 

制度改正後は、こうなります。

資本金

新規登録料・更新料

一人親方

無料

個人事業主

6,000

500 万円未満

6,000

500 万円以上1,000 万円未満

12,000

1,000 万円以上2,000 万円未満

24,000

2,000 万円以上5,000 万円未満

48,000

5,000 万円以上1 億円未満

60,000

1 億円以上3 億円未満

120,000

3 億円以上10 億円未満

240,000

10 億円以上50 億円未満

480,000

50 億円以上100 億円未満

600,000

100 億円以上500 億円未満

1,200,000

500 億円以上

2,400,000

 

以前は5倍とお伝えしましたが、猛反発を受け2倍に落ち着きましたが

2倍です。

また事業者の料⾦のみ変更で技能者登録料は変更ありませんよーとなっていますが、技能者登録方法も20214月から改定される予定です。

 

その改定内容ですが、

下記の通り簡略型登録と詳細型登録の2つの登録方式が検討されております。

①簡略型登録(登録料 2,500 円)

→必須項目(本人情報、社会保険加入の有無など)のみの登録

 

②詳細型登録(登録料 4,900 円)

→必須項目と任意項目(保有資格、健康診断受診履歴など)の登録

 

ここでチョット、マテヨです。

個人的な意見ですが、建設キャリアアップシステム登録の趣旨って、現場でカードリーダーにカードをピッとすることにより就業履歴や過去の経歴、保有資格を公示することによって職人の地位向上を目指すのが目的の1つですよね?

カードをピッとして資格も経歴も空白やったら、地位向上や現場でポジションに影響が出る可能性が非常に高いと思いますので、必然的にゼネコンさんや公共工事の現場に入るには詳細型登録にするしかないと思います、

よって、料金が改正されていない今のうちに現状の技能者登録をしておかないと、後々になって結局、4900円払うはめになります。

※簡易型登録から詳細型登録へ変更する場合は、登録料の差額 2,400 円を徴収予定だそうです。

 あくまで個人的な意見ですが、実質値上げやないかーいと思っています。

いつまでに申請すれば、値上前の手数料でいけるん?

リミットは2020年9月30日までです。

正確に言えば、

☆インターネット申請なら2020年9月30日23時59分まで

☆窓口・認定登録機関での申請なら2020年9月30日まで

に申請受付を済ませた場合、値上げ前の料金で大丈夫です!!

※ウチにご依頼いただければ資料確認次第、即日申請可能ですので、お問合せください

 

後ほど詳細に触れますが1点注意点があって、郵送による申請の受付は、2020930日をもって廃止という神対応が決定してますので929日に郵送申請したら、どうなるか。。。ご想像にお任せします。

 

管理者ID利⽤料も値上げになります!(1年ごとに払うやつです)

事業者登録を完了した建設業者さんには、建キャリから年間ID利用料の請求書が届いて2400円支払ったかと思います。

現状1つの管理者IDにつき2400円となっていますが、改正後は1つの管理者IDにつき11,400円となります。

4.75倍です。

単勝オッズなら万々歳ですが、年間で9000円の負担増は従業員1人とかの個人事業主さんからしたら、結構イラっとするんじゃないでしょうか。9000円あれば、アマプ○年会費払ってもお釣り来ますしね。

 ⼀⼈親⽅は、現⾏の2,400円に据え置きなんでご安心ください。

 

現場利⽤料も値上げです!

今のところ、 1⼈⽇・現場あたり3円なのが 10円になります。

額は小さいので、まぁえーかなと思いがちですが、これも塵も積もればという話で、一つの現場に毎日5人、100日かかった場合で想定すると、

≪現行≫

5×1001500

≪改正後≫

10×5×100=5000

となり、相当負担が増えてることが分かります。

 

お問い合わせセンターの電話受付が終了します

これまで、何回かけても全く繋がらなかったお問合せセンターがついに閉鎖されます。

これであの『コチラハ、ケンセツキャリアアップシステム、オトイアワセ、センターデス』 という少々甲高い、ロボットのような声が聴けなくなるのは寂しい限りです。

 なので、電話しても無意味なので、10⽉以降の不明点や不備に関することについては建設キャリアアップシステムホームページのメールでしか対応してくれません。

 

郵送申請・受付窓⼝申請が出来なくなります

2020年9⽉30⽇(⽔)をもって郵送申請および受付窓⼝での申請の受付が終了になります。なので10⽉以降はインターネット申請を利⽤するか、認定登録機関に相談するしかない。

個人的にはこれが一番衝撃的でした。パソコン使えない人はどうすんの?平日休み取れない人はどうすんの?

建キャリの波及を進めてるのに、完全に逆張りな気もしますが、予算不足なので二進も三進もいかないようです。

※ウチはインターネット申請専門なので、元請などに建キャリ登録を要請されており、パソコンなんて使えるかーって方は是非、ご依頼ください!

終わりに

うーん・・・としか言えない改正になってしまいましたね。

全国的に建設キャリアアップシステムに登録しないと現場に入れないって流れが徐々に進んでいるのに、この改正は中々パンチが効いてます。

ただ建設キャリアアップシステムに登録することは、今後の建設業界を生き抜くためには必須だと、個人的には思っています。

なので、ウチとこの周りの業者さんはまだ登録してないとか、要請がないから登録してないとかの理由で登録の足踏みをすることはせず、逆にウチはもう登録したよって感じが一番いいと思います。

 とはいえ登録申請します!という意思表示だけでは登録できません。

 登録するには添付書類や確認資料を揃えて申請する必要があります。

この手続きが面倒で中々踏み切れない業者さんは申請実績豊富なローイット関西行政書士事務所まで是非ご連絡ください!

行政書士 中市 勝

【執筆者】ローイット関西行政書士事務所
代表行政書士 中市 勝

建設業手続きの実績はグループで300件以上。関西に携わる建設業関連(建設業・産廃業・宅建業)をメイン業務とし、その中でも建設業許可に特化。大阪・東京での行政書士事務所のグループとして一人親方から上場企業まであらゆるニーズに対応。

建設業の新規申請29,800円~!