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【協力会社向け】Buildee(ビルディ)登録マニュアル|初めての方が知っておきたいポイントと導入手順

2025.05.22更新

近年、多くの建設現場で導入されているBuildee(ビルディ)。元請会社から利用を求められることも増えており、初めて利用する協力会社の担当者にとっては「何をすればいいのか分からない」と不安を感じるかもしれません。

この記事では、Buildeeの基本概要から、協力会社として登録する際のポイント、実際の操作の流れまでをわかりやすく解説します。

Buildee(ビルディ)とは?

Buildeeは、建設現場の業務効率化を支援するクラウド型サービスです。主な機能には以下があります:

  • 調整会議のオンライン化
  • 作業員の入退場管理
  • 労務安全書類の作成と管理
  • CCUS(建設キャリアアップシステム)との連携

協力会社がBuildeeを利用するメリット

Buildeeを利用することで、以下のようなメリットがあります:

  • 書類のペーパーレス化による事務作業の削減
  • 入退場記録や就業履歴の自動化
  • オンライン上での情報共有により、現場の連携がスムーズに

登録前に確認すべきこと

元請会社からの招待が必要

協力会社は元請会社からの招待を受けて初めてBuildeeを利用できます。招待メールを受信したら、メールに記載のURLからログインします。

アカウントの種類を理解しよう

利用者には以下のような役割があります:

役割 主な操作内容
協力会社管理者 ユーザー・作業員情報の登録や管理
職長 作業状況の入力、帳票出力など
作業員 システム操作はなし。情報は労務書類等に活用

初回ログインと登録手順

  1. 招待メールのURLを開く
  2. 初期パスワードでログイン
  3. パスワードを変更
  4. 所属会社の確認
  5. 現場を選択

ログインが完了すれば、現場体制(施工体系図)の登録や作業員の追加が可能になります。

よくある操作と対応方法

施工体系図の登録

協力会社とその下位協力会社の関係を図で整理・登録します。CCUS連携もこの図に基づいて行われます。

作業員の登録

「入退場管理」「労務安全管理」を使用する現場では、作業員情報の登録が必須です。

ユーザーの招待

管理者・職長を現場に招待し、操作を割り振ります。メールアドレスを登録することでパスワード通知もスムーズです。

困ったときはヘルプセンターを活用

Buildeeでは、ログイン後に使える「ヘルプセンター」があります。よくある質問や動画マニュアル、操作ガイドが揃っており、初めての方でも安心です。

まとめ|まずは登録から一歩ずつ

Buildeeは、初めて利用する際には少しハードルがあるように感じるかもしれません。しかし、登録さえ完了してしまえば、日常業務の効率化に大きく役立ちます。

登録の流れに沿って操作を進め、分からない点はヘルプを活用しながら、まずは現場での運用に慣れていきましょう。

貴社の現場でもBuildeeを活用し、スムーズな情報共有と業務改善を目指してみませんか?

行政書士 中市 勝

【執筆者】ローイット関西行政書士事務所
代表行政書士 中市 勝

建設業手続きの実績はグループで300件以上。関西に携わる建設業関連(建設業・産廃業・宅建業)をメイン業務とし、その中でも建設業許可に特化。大阪・東京での行政書士事務所のグループとして一人親方から上場企業まであらゆるニーズに対応。

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