建設業と会社設立~法人成り、会社設立後に許可取得を考えている業者様に注意してほしいこと~
2018.11.26更新
ご訪問いただきありがとうございます。
ローイット関西行政書士事務所の行政書士の中市です。
決まりましたね大阪万博!大阪の経済も悪くはない、悪くはないんやが…もう一歩。ってずっと思ってたんで万博開催の経済効果にはメチャメチャ期待してます。
大阪の負の遺産が有効に使われるってところも建設業にかかわる人には興味深いんじゃないでしょうか。
どうでもいい話ですが、過去に一度大阪は万博経験してます。その時の経済効果は下記の通りです。
- 万国博覧会として初めて黒字化した万博
- 開催期間は1970年3月15日~9月13日(183日間)
- 総来場者数:64,218,770人
- 経済効果はだいたい2兆円くらいあった
- 万博記念公園内で営業していた遊園地「エキスポランド」の跡地に出来た複合施設(エキスポシティ)は今だに絶好調
ほんで今回の万博も大体2兆円くらい効果あるんちゃうかといわれてます。
とにかく!ごっついお金が大阪を中心として動くわけです!ホント盛り上がってほしい!
当然建設関係の需要も増えてくると思うので、仕事はあるけど建設業許可ないから請負えない。。。なんて事にならないようにしましょうね!
最近ホンマに許可ないと仕事回せないって話ばっかり聞きますので、建設業許可取得をお考えの方は、是非ローイット(大阪・東京)へ問い合わせください。
万博の話はこんなもんにして、今回のテーマは建設業と会社設立です。
まぁ記事にするのは会社設立→建設業許可取得するにあたって気を付けてほしいことを何点か列記しますね。
では行きます!
目次
会社作って建設業許可取得したいねんけど気つけることなんかあんの?
今回は会社設立する際ってことなんで経管がいるー専技がいるーってのは過去に書いてるので割愛します。
まず1つめ。
設立の際の資本金の額は500万以上で設立しましょう
絶対ではないですが、余裕があるなら500万以上にしましょう。
なぜかというと500万以下で会社設立したら銀行に500万以上ありますよってのを証明する残高証明書が必要になってくるからです。ほんでこれ取得してから約1か月ぐらい経っちゃうと申請の時に窓口にもっていっても受け付けてくれません。
とりなおしーって言われます。相撲とかやったらとりなおしは盛り上がりますが、こっちのとりなおしはまったく盛り上がらないので注意しましょう。
さらに会社作ってすぐってお金色々いりますよね?残高証明書取得する結構前はダイジョブダイジョブって思っていても、さぁ残高証明書取ろうかなって段階になると、月の支払しちゃったんで会社に現金なーいってパターンもあり得ます。
じゃあどうすればいいのか…借りるしかないよね。っと手間がかかるんで、会社設立して建設業許可とってバリバリやったんねんって決まってるなら500万以上で会社設立することをお勧めします。
※増資してもいいけど、司法書士の報酬とかかかるので、この辺悩んでる人は相談くださいな。
2つ目。
会社の事業目的には建設業・土木建築工事ってのを入れてください
これホントにお願いします。色々とめんどくさくなるうえにお手数おかけしちゃうパターンもあるので。
ほんで、これはあくまで大阪で建設業許可取得するときに記載する会社の事業目的なので、そこんとこ注意してください。
ちなみに大阪では建設業・土木建築工事てのを入れとくと許可業種全てカバーできるので楽ちんです。
以上2点、自分で登記する方、依頼を受けて設立登記するかた、定款のみ代理作成する行政書士の方は覚えといてくださいね!
終わりに
今回は少し短めですが、建設業許可取得の入口の入口なんで覚えといてもらえればと思います。
設立を依頼された司法書士さんや定款の代理作成を頼まれた行政書士さんはこの辺り、上手にアドバイスしてあげれば信頼度もあがるんちゃいますかね!
それでは今回はここまで!お疲れ様でしたm(_ _)m

【執筆者】ローイット関西行政書士事務所
代表行政書士 中市 勝
建設業手続きの実績はグループで300件以上。関西に携わる建設業関連(建設業・産廃業・宅建業)をメイン業務とし、その中でも建設業許可に特化。大阪・東京での行政書士事務所のグループとして一人親方から上場企業まであらゆるニーズに対応。